・水素トリートメントとは?
水素トリートメントとは、水素の力で毛髪内に蓄積した悪玉活性酸素を無害な水へと変換させ、毛髪内の水分量を向上させるだけでなく、アンチエイジングの効果をもたらすトリートメントです。
・抗酸化とは?
人体や髪の毛に老化の悪影響を及ぼす悪玉活性酸素を水素の力によって除去し、老化を抑えることです。髪の毛に関しては、抜け毛や白髪の増加といった悪影響を及ぼします。
水素は唯一悪玉活性酸素のみと強く反応する分子であるため抗酸化に大きな影響を及ぼし改善に繋げます。
・規定量とは?
髪の長さによってUPTOGLOSSジェルの使用量が変わります。
ショート:4~6g
ミディアム:6~8g
ロング:8~10g
・UPTOGLOSSジェルとパウダー以外は何を使えばいいの?
ジェルとパウダー以外の「クリア(1剤)・オキシ3%以下のもの(2剤)・シャンプー・インバストリートメント・アウトバストリートメント」に関しては、普段サロンでお使いになっているもので構いません。
・どうしてクリアとオキシをつかうの?
UPTOGLOSSは髪内部のコルテックスに蓄積している活性酸素にアプローチしたいため、一度キューティクルを開かせる必要があります。そのために、クリアとオキシのアルカリの力を借りる必要があるためです。
※カラーとの併用時はクリアを微アルカリなもの、オキシをACのものに代用していただいても十分効果は発揮します。
・どうしてアイロンをかけるの?
熱によって酸化重合を促し、反応しきれていない活性酸素を水分子へと変化させるために熱処理を施します。
また、UPTOGLOSSには熱で反応し強力な保水力をもたらす成分が含まれております。その効果を引き出し、より長持ちするツヤ髪にするため熱処理を施します。
・アイロンの温度は?
目安としては、140℃~160℃でアイロン処理をおすすめいたします。
また、必ずしもストレートアイロンのみではなく、カールアイロンでも問題はないため、パーマスタイルのお客様にも施術可能です。
アイロンは、普段のスタイリングの一環として捉えていただいて問題はありません。
・ラップターバンをする意味は?
水素を外に逃がさないためです。
水素は地球上で一番小さい分子のため、浸透しやすく抜けていきやすい分子です。
より多くの水素を毛髪内の悪玉活性酸素と反応させるため必ずラップターバンをしてください。
・どうしてツヤがでるの?
毛髪内の水分量が上がることによってツヤ感がでます。
また、ソルビトールという天然のお砂糖が熱によって表面をコーティングしてくれるためよりツヤ感を感じることができます。
*ソルビトールのコーティングでカラーに悪影響を及ぼすことはありません。
・髪のクセは伸びる?
髪のクセを伸ばす力はありません。
ただし、水分量が向上したことにより多少のクセであったり、ダメージによって広がった髪をおさえることはできます。
・仕上がりは?
仕上がりは、サラサラとした手触りで髪の毛一本一本ハリのある仕上がりになります。
・一回できれいになる?
基本的には1回できれいになる方が多いです。
ただ、人それぞれ履歴が違うため他の薬剤同様個人差はあり、1回で完璧に仕上がらない方もいらっしゃいます。
ただ、どんな方でも2回~3回を繰り返していただければ多くの方が効果を実感していただけます。
ぜひ、サンプル使用の際お試しください。
・持ちはどれくらいの期間持つの?
ホームケアによって効果期間は変動しますが、持続期間としては1か月程度です。
また、1か月に1回を3回続けて頂ければ3回目以降は半年間持続します。
・どんな髪質が合う?
基本的にはどんな髪質にも適しており効果を実感できますが、唯一乾かしたときにクセが出る方への施術は控えていただくことをおすすめします。
・カラーと同時施術できる?
可能です。
カラーとの相性が抜群によく、同時施術することで色持ちもよくなります。
・カラーとの同時施術の場合手順は?いつすればいいの?
「カラー→UPTOGLOSS→洗い」の順でカラー剤の上からUPTOGLOSSを満遍なく塗布して下さい。塗布するタイミングとしては、カラーを塗布してから約10分~15分後のチェックの際にUPTOGLOSSを塗布し始め、10分間放置後、洗い流してください。
・履歴にブリーチや縮毛矯正があったらできないの?
施術可能です。
とくに縮毛矯正との相性はとてもよく、縮毛矯正のメリットを最大限引き出し、デメリットを抑えることができるためおすすめです。
・縮毛矯正の場合どのタイミングで施術するの?
縮毛矯正の場合、2回目の薬剤(オキシ3%)にUPTOGLOSSをまぜて施術してください。
※この場合クリア剤は必要ありません。
・他のおすすめの併用方法はある?
油分系のシステムトリートメントとの併用がおすすめです。
併用のタイミングはお流しのタイミングでお客様に合ったシステムトリートメントを組み合わせていただければUPTOGLOSSの内部ケアだけでなく、外部のケアができ、よりツヤのある髪が長持ちします。
・クリアを色のあるカラー剤で代用してもいい?
おすすめできません。
UPTOGLOSSによって向上した水分によって、カラーの発色が薄まってしまう可能性があります。必ずカラー剤を塗布し、発色を確認してからUPTOGLOSSを塗布してください。
(イメージとしては絵具と同じです。)